【特集】明晴学園 開校 II /社会と学校の狭間で何が!? II
08年4月9日開校した明晴学園。ろう者の自然言語、日本手話でのバイリンガル・バイカルチュラル教育を推し進める、我が国唯一の学校です。取り組みが各界から注目されています。
前回に続き聴者の斉藤校長、ろう者の米内山理事長にそれぞれロングインタビュー。
斉藤校長の見た、子どもたちのたくましさを物語るエピソード。米内山氏の「子どもたちは聴者社会の中でやっていける!」という確信。数々の裏話とともに、ろう教育、ろう者の未来への指針になることを願い、お届けします。
特集2では、ワールドパイオニアの中園秀喜社長講演「学校、家庭教育のあり方を考える」の続きです。聴覚障がいの社員が会社で必要な8つのポイント、聞こえない人が「夢を形に」して自分を売り込む必要性、そのための力を周囲の親や教師が育ててほしいと、自らの体験に基づいて説明。参加した当事者、親、教育関係者等からも、教育の現場での取り組み、支援のあり方、コミュニケーション能力や方法、その他さまざまな内容で、熱の入った意見や情報提供がありました。
二つの特集、方向は違いますが、ともに「当事者にどんな教育が必要か」、当事者の視点で話が進んでいるのが「いくお〜る」です! 胸を張って、お届けします!
【読み物・新連載】
●緊急要望 命を守れるシステムを!
●新連載:ドイツ便り カロウシもドイツ語!?
【連載】
●カリンの人生ズンドコ!
第21回「ママは何でも知っている」
●マンガ「麻実が斬る!」:
補助犬法改正・その後
●どすこいで行こう!
〜大地にしっかり足をおろして〜第9回
●香坊のデフ天国・ニュージーランド:
第6回 蝶々の道路交通法
●情報スクランブル:
道交法改正 聞こえなくても運転が可能に!
●小さい時からの夢、100カ国踏破:第7回
●新製品・技術情報
振動式腕時計・侍/ビッグタイム/
ベルマンビジット火災警報発信器/お知らせ各種
●図書紹介 7点
●覆面書評「どんぐりの家 それから」
●情報とぴっく
●読者のひろば
●ココロの旅の時間
●アンケート集計結果・編集後記・次号予告
(本文64頁)
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