【特集】宿泊施設と情報バリアフリー
06年12月、改正バリアフリー新法が施行。電車やバス、船内の案内等の視覚化が盛り込まれています。同じく06年12月、国連で障がい者の権利条約が採択。手話を言語として認めることや、情報にアクセスする権利等が明記され、今後国内法の関係条項整備が必要です。07年12月決定された、障がい者基本計画重点施策実施5か年計画にも、情報バリアフリーが明記されています。社会の情報面のバリア解決のために、いま大きな時代の歯車が回り始めています!
「いくお〜る」では「聴覚障がい者にも配慮やサービスは公平に」を合い言葉に、情報バリアフリー連続セミナーを開催。今回特集では第3弾「宿泊施設と情報バリアフリー」セミナーを取り上げました。
聞こえない立場からのニーズやアメリカのホテルでの体験、京成ホテルや京王プラザホテルでの創意あふれる先駆的な取り組み、聴覚障がい者に必要な備品を貸し出しする共助システムの提案、助成や機器の情報などを掲載。ろう者や難聴者はどんな情報や支援機器があればよいのか、どんな対応が可能なのか? などについて、当事者や関係者で学び合ったセミナーの概要をお伝えします。
●「宿泊施設と情報バリアフリー」概要
●米国のホテルにおける情報バリアフリー事情報告
●京成ホテルにおける情報バリアフリーの取り組み
例と課題
●京王プラザホテルにおける情報バリアフリーの取
り組み例と課題
●配慮することはプラス 共助方式のご提案
●情報バリアフリーへの助成や機器情報は?
●質疑応答(概要)
【新連載】
●ココロの旅の時間 内垣まほろ
【連載】
●巻頭インタビュー:第36回 山地彪氏
●ろう教育 過去から未来への脱皮:
第3回「体罰とろう学校」
●カリンの人生ズンドコ!
第19回「土産にガイコツ!」
●マンガ「麻実が斬る!」:突発性難聴とは?
●どすこいで行こう!
〜大地にしっかり足をおろして〜第7回
●香坊のデフ天国・ニュージーランド:
第5回 ニュージーランドの学校制度
●聴覚障害者とスポーツ:第15回 スポーツに
おける公平、公正について考える
●情報スクランブル:東京マラソン2008/
CM字幕/参政権/NHKハート展
●小さい時からの夢、100カ国踏破:第5回
●新製品・技術情報
リオネットルーク/自立支援法対応補聴器/
フォナックFMシステム/耳鳴り対策製品3機種/
振動式アナログ腕時計
●図書紹介
●覆面書評:交響曲第一番 佐村河内守/著
●イベント案内
●情報とぴっく
●読者のひろば
●アンケート集計結果・編集後記・次号予告
(本文64頁)
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