【2006.1.13】オ〜ガワのコラム 第4話
『テレビ電話モニターしました 』
昨年12月、某所で富士フィルムの開発したテレビ電話の説明会があり、当研究会からも数名が参加しました。同社の浅沼克己氏にご説明いただきました。
紹介いただいた製品は、写真のテレビの上にあるテレビカメラ、机の上のリモコンと本体の3点セット。家のテレビにつなげて使うので、大画面でもOK。
設置も簡単なので、たいていの方は自分でとりつけられます。
セット価格は約7万円(テレビは別売)。
月々の利用料金も定額制(約1,850円を予定)なので安心。
ADSL回線以上のブロードバンド契約(光ファイバー及びケーブルテレビ可)が必要ですが、手話でもかなりスムーズに会話できます。ヘッドホンマイクを使用して、音声通話も可能です。
呼出は別途、フラッシュ機能のある機器を使用します。また、着信をユーザーの携帯電話にメールで知らせてくれるのが便利なところです。
テレビの上にあるのがテレビカメラ。自由に動かせるので、焦点をあわせやすいです。解像度もかなりクリアですが、カメラから2m程離れると顔がぼやけます。
『いくお〜る』編集部では、聴覚障害者向けのいろんな機器の評価を実施していますが、最近はこのようなテレビ電話が増えてきました。
テレビ電話は将来広まるのは間違いありません。
無料で世界中どこでも音声通話ができるIP電話と同様、PCとカメラがあれば、世界中どこでも無料で通話できるシステムもどんどん出てくるでしょう。
ですがパソコンを使ったテレビ電話は、専門的な知識がないと使いにくいのが現状です。
同社の製品は、どなたでも使える簡単なテレビ電話としてならオススメかな、と思いました。
この製品、近い将来『いくお〜る』誌上でもご紹介できるかもしれません。
【写真:
テレビ電話について説明する浅沼氏。右は手話通訳者。】
(1/12記・OGAWA)
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