【2006.8.4】ミスターM コラム 第9話

日本一の駅弁

旅の楽しみの一つに、旅先で食べる駅弁がある。
あちこちでいろいろと味わったが、その中で一段と美味しい駅弁がある。
それは「あなごめし」。

日本三景の宮島へ渡る宮島口に「あなごめし うえの」がある。
創業が明治34年(1901年)だから、105年の歴史がある。
「うえの」で作られる「あなごめし」は本当にシンプルな盛り付けだけど、
深い味わいがある。
ご飯は脂がのったあなごのあらと醤油で炊き込んでおり、 香ばしい醤油の
味がする。
甘辛ダレで焼いたあなごのかば焼きとの調和はお見事としか言いようがない。
冷めても美味しいというのが駅弁の基本中の基本である。
朝か昼に買って、その日のうちに東京へ持って帰って食べても確かに美味しい!


「あなごめし」 1,470円


レッテルは、昭和初期か大正時代のデザインらしくレトロである。
折り箱は、へぎ(経木)で出来ており、創業当時から変わらない大きさである。
木の香りがハーモニーを奏でるように、ご飯を一粒残さず折り箱の隅々まで箸をつつかせてしまう。



「あなごめし」は「日本一の駅弁」であると俺は決め込んでいる!

店内で食べる「あなごめし」も
焼きたて熱々で美味しい!
赤だしと漬け物付きで1470円なり!








「あなごめし うえの」http://www.anagomeshi.com/index.htm


(8/3記・ミスターM)

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